東京都内陸部唯一の村、檜原村。その北谷最奥、藤倉地区に敷かれた山岳モノレールに乗ることおよそ15分。大変な急勾配を登った先に、村内唯一の重要文化財「小林家住宅」はあります。標高750mもの山の尾根筋上に位置し、檜原村の民家の中でもとくに優れた眺望景観を有しているため、おがツーでは小林家住宅のことを「天空の古民家」と表現しています。3年以上にも及ぶ保存修理事業によって江戸時代中期頃のすがたに復元され、檜原村の伝統的な生活文化を今に伝えています。

　さて、みなさんは小正月という昔ながらの行事を知っていますか？主に、正月15日に行われる家庭的な行事で、養蚕をしているお家ではまゆ玉飾りをつくったり、豊作祈願のための道具をこしらえたりしていました。しかし、近年の一般家庭ではその様子も見かけることはほとんどなくなってしまいました。

　そこで今回は、檜原村に伝わるこの小正月の文化を体験しましょう。地元の方に教わりながら、まゆ玉飾りや米俵、アーボへーボなど作ってみます。お昼は地元のお母ちゃんお手製のお昼をいただきましょう。

イベント当日の大まかな流れ

　 9:00　武蔵五日市駅改札外に集合。乗り合わせて出発。
　 9:50　小林家住宅モノレール乗り場に到着。
　10:00　モノレール乗車、小林家住宅へ。
　10:45　まゆ玉飾りづくり
　12:00　昼食
　13:00　鬼たたき棒、米俵づくり
14:30と15:00のモノレールで下山、藤倉バス停にて解散。
　(15:24発［武蔵五日市］行バスあり。)

●主催　おがツー　(代表　小川　豪)
●協力　小泉民行氏・鈴木留次郎氏・平野和子氏