数馬の湯トラベル【２０１８山納めトレッキング】
冠雪の富士望む数馬峠と槇寄山（まきよせやま・１１８８㍍）！
☆温泉＆キノコいっぱいひのじゃがすいとん付き！☆※定員８名

プロの登山ガイドがご案内する、山歩き初級者向けの少人数制ツアーです。
一年が去るのがつくづく早いものですね…今回のご案内は、２０１８年の山納めトレッキング！東京と山梨の都県界尾根に登り、冠雪の富士山を望みながら歩きましょう。下山したら、数馬の湯のほっこり温泉♨と温かいキノコいっぱいひのじゃがすいとんが楽しみ！！

東京都本土で唯一の村・檜原村。多摩川最大の支流・秋川の源流にあたり、村域の８０％が秩父多摩甲斐国立公園に指定された自然豊かな“東京のオアシス”。その最高地点が、標高１５３１㍍の三頭山です。東京では貴重なブナの原生林が広がり、多種多様な植物や野生生物の命を育んでいます。同時に、源流部の三頭沢から湧き出す水は、秋川の流れとなり、大切な水源として流域の人々の暮らしを潤しています。

その三頭山から南東方向に延びる尾根は、笹尾根と呼ばれています。東京、山梨、神奈川の都県界にあたり、ハイカーに人気の高い尾根ですが、現在の地名で呼ばれるようになったのは昭和30年代からと新しい。それ以前の呼び名は「押さえ尾根」。小田原北条氏に属した檜原城主・平山氏の戦略的拠点として、「甲斐武田氏の侵攻を押さえる」重要な役割を果たしていたそうです。

同時に、武蔵と甲斐の境になっていたこの尾根には、数馬峠、西原峠（さいはらとうげ）など多くの峠があり、生活物資である塩や米がこれらの峠を越えて檜原村に運ばれていました。小棡峠（こゆずりとうげ）は、古くは花嫁が越えた「婚姻の峠」でもあったそう！山梨側から檜原側に嫁いだ女性が多く、甲州側の農作業の辛さのためその逆は少なかったらしい…。こうして檜原の人々は、商人の町・五日市よりも上野原の人々との交流を深めていったそうです。

今回は、笹尾根の上部、数馬峠から槇寄山までを縦走します。冬枯れの道はたおやかで、好天に恵まれれば、南に白銀の富士の姿を楽しむことができます。来る２０１９年も、きっと素敵な一年になりますように…！（祈）

スケジュール

温泉の車で移動～//檜原村・浅間尾根登山口9：20－大羽根山（992㍍）－数馬峠－西原峠
－槇寄山－仲の平－数馬の湯14：30//入浴後17：00ころ武蔵五日市駅[解散]

主催は「数馬の湯トラベル」。ふだんは泊まれない数馬の湯の宿泊（夕・朝食は別途）とマイクロバスでの送迎付き！

ガイドは、同村エコツアーガイドで日本山岳ガイド協会認定ガイド、森林インストラクターの渋谷政道がご案内します。

冬枯れと静寂の笹尾根トレッキングの後は数馬の湯でほっこり…温泉上がりには、数馬特産オイネじゃがいもの入ったモチモチお団子とたくさんの舞茸・あわび茸入りお鍋で乾杯！山と峠と温泉と美味しい食べ物…２０１８年の山納めは、「東京の奥座敷」檜原村と数馬の湯にぜひお越しくださいね～！

主催
数馬の湯トラベル
数馬の湯 営業所
東京都知事登録旅行業地域－6722号
国内旅行業務取扱管理者 岡部重久
〒190-0221
東京都西多摩郡檜原村2430
℡042-598-6789 fax042-598-6543