大人が本気で忍者修行 不整地を歩く 山道のリスクと歩き方

道なき道を行くバリエーションルートへ

このエコツアーは終了しました


日時

2021年10月3日(日) 10:00 - 16:00

参加費

5,000円

場所

本宿 「ふるさとの森」


このツアーは終了しました

このツアーについて

「山歩きの基本 山道のリスクと歩き方」
東京の「村」檜原村(ひのはらむら)にある「ふるさとの森」。 村からこの森の管理を受託している「NPO法人フジの森」主催のプログラムです。
(数年来このふるさとの森の整備に関わってきた風魔一党指南役の甚川が案内人をつとめます)

●本当の自然と一体になるための脳と身体の使い方!

登山やアウトドアがブームになり、檜原村にも自然を楽しもうと云う人たちの来訪が増えています。しかし、自然環境の中に身を置くと云うことは、都市部にはないリスクと向き合うことでもあります。その認識を持たずに、単に「自然に癒されたい」などと、無防備でいると、癒されるどころか、ひどい目に遭ってしまうこともあります。かといって、「安全に過ごすため」に常に緊張して備えるばかりだと、返ってストレスがたまってしまいます。本当の意味で「自然に癒される」状態を得るためには、「感性を鋭敏にしながら、リラックスする」という脳の状態を創り出し、それに対応した身体の使い方を知っておくことが大切です。
本プログラムでは、こうした相反する感覚を共存させることで、自然のなかでリスクとどう向き合って行くかと「リスク感性」を磨くための基礎を学びます。後半は、実際に普通の登山道よりも険しいバリエーションルートに分け入り、「リスク感性」を働かせてみます。
登山経験はなくても良いですが、本当に自然を楽しむための秘訣を知りたい方は、是非ご参画ください。尚、短時間で距離も短いですが、通常よりも少々険しい山を歩きますので、アウトドア活動にふさわしい装備・覚悟をお持ちください!

●本来日本人が持っている「リスク感性」

中世における檜原村は、武蔵と甲斐の国境にあたり、隣国に対する最前線拠点として、人々の思惑が渦巻く場所でした。国境近くの山間部に住む人々は、勢力を誇る権力者たちの思惑に翻弄されながらも、逞しく生きて行く術を身につける必要がありました。同時に、厳しい自然環境の中で生き抜く術も身につけなければなりません。このような状況のなかで、我々日本人が取った戦略は「相手を制する」ことではなく、「相手と共存・共生」する「和」の精神ではないかと考えています。
「和」の精神を育む基本は両面視点です。「相手⇔自分」「自然⇔人間」「物理的⇔精神的」「身体感覚⇔思考」「理論⇔直感」など、相対するものを両面から見る目を持つ。これらのバランス感覚を持った視点で、リスクを考察し、行動につなげる。こうしたリスクマネジメントの基本について、学びます。

●安全に不整地を歩く身体の使い方を学ぶ

外に出て、野外で行動するときの身体の動かし方の基本を学びます。山間部での移動が、一番基本になるので、歩きかたや不整地を進む時にどういう意識を持ちながら進むか?など、実際のフィールドで実際に動きながら学びます。

●ふるさとの森のバリエーションルートに出発!

午前中に学んだ歩きかたや意識をつかって、実際に山に入ってみます。地図上の目的地を、自分達で探しながら進みます。慣れていれば、一時間も掛からない短いコースですが、普通の登山道などと異なり、急な傾斜面や岩がゴロゴロした場所、藪などを抜けて行きます。

●終了・解散

14:30頃を目途に下山し、本プログラム自体は終了・解散予定です。
終了後は、近くにある名瀑「払沢の滝」を見に行く、名物の檜原とうふ「ちとせや」さんの卯の花ドーナツや豆乳を味わうなど、お楽しみスポットもあります。

主催:NPO法人フジの森
案内人(ガイド):甚川浩志(風魔一党指南役・野人流忍術主宰)

≪ガイド紹介≫

風魔一党指南役 野人流忍術主宰 甚川浩志
檜原村の入口にある「檜原城」は、戦国時代には、隣国の武田領を臨む最前線の城でした。要衝に地にあった檜原は、双方の情報収集の要。当時は「忍者」という言葉はありませんが、風魔(北条方)や三つ者(武田方)と云われる「忍び」が暗躍した場所でもあったはずです。日本では「忍者」というと、子供向けのエンタテインメントのイメージになってしまいますが、日本文化の神髄は「武士道」の裏側にある「忍術」にあるということに気づいた世界の先進層が、日本に「忍術」を学びに来始めています。
本ツアーガイドの甚川は、そんな世界の先進層を対象に、ディープな修行体験を提供しています。また、北条の本城のある小田原から「風魔」のブランディングを仰せつかり、これまでのエンタテインメント路線とは異なる、「文化体験」や「教育プログラム」の開発を行っています。
檜原村「大人が本気で忍者修行」シリーズでは、一般的な「忍者」のイメージとは異なり、檜原村でリアルに行われた攻防の足跡を辿りつつ、普通のハイキングでは行けないバリエーションルートにも踏みこみ、武術体験も交えつつ、ディープな歴史と心身の修行の極意に迫ります。
著書:「職業は忍者 激動の現代を生き抜く術、日本にあり!」(新評論)


ガイド・講師

甚川浩志

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ツアー概要

ツアー名

大人が本気で忍者修行 不整地を歩く 山道のリスクと歩き方

日時

2021年10月3日(日) 10:00 - 16:00

参加費

5,000円

保険代込み・昼食付

場所

本宿 「ふるさとの森」

集合場所

東京都檜原村 本宿 「ふるさとの森」

自家用の車馬でお越しの方は・・
10:00に払沢の滝入口にあるレストラン「四季の里」まで直接お越し下さい。
 
電車でお越しの方は・・
JR武蔵五日市駅からバスで「本宿役場前」までいらしてください。
到着時刻に、バス停までお迎えに上がります。
 
(ご不明な点があればNPO法人フジの森:042-598-6928まで)

タイムスケジュール

10:00 四季の里 集合・受付
10:00〜四季の里内で座学から始めます
10:40~外に出て歩きかたや身体の動かし方を学びます。
11:30~ 昼食
12:30~ふるさとの森のバリエーションルートへ
14:30〜下山開始、まとめ、アンケート記入
16:00頃 解散

必要な装備

・長袖、長ズボンで丈夫な素材の服装
・雨具
・手袋
・山を歩くことができる履物
・リュックなど両手が使える入れ物
・水筒(1ℓ程度)
・虫よけや常備薬など
・ヘルメット(お持ちでなければ無料で貸与できます)
・方位磁石(あれば)
などをお持ちください。

雨天の場合

前日18時の時点で当日の現地天気予報の降水確率が40%以上の場合や、ガイドの判断で路面状況や天候が不適と判断した場合は中止となります。


大人が本気で忍者修行 不整地を歩く 山道のリスクと歩き方

このツアーは終了しました


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