【風魔忍術修行】戦国最後の城 檜原城の滝に挑む

日本の滝百選にも選ばれた名瀑「払沢の滝」に沢から挑む!今回は、水の中を進みます!各々ぬかりなきよう!

このエコツアーは終了しました


日時

2020年8月29日(土) 10:00 - 15:00

2020年8月8日(土) 10:00 - 15:00

参加費

6,000円

場所

本宿地区「ふるさとの森」


このツアーは終了しました

このツアーについて

【檜原村 忍者修行2020】

「戦国最後の城 檜原城の滝に挑む」
東京の「村」檜原村(ひのはらむら)にある「ふるさとの森」。 
村からこの森の管理を受託している「NPO法人フジの森」主催のプログラムです。 
(数年来このふるさとの森の整備に関わってきた風魔一党指南役の甚川が案内人をつとめます)
参加費:6000円(ランチ込み)風魔忍術道場及び提携道場門下の者は半額に致す!

●戦国最後の合戦があった?檜原城!

檜原村役場の西側、秋川の流れが北と南に分かれたその間に位置する小高い山が檜原城です。時は戦国、武蔵の國は小田原に本拠を置く戦国武将北条氏の傘下にありました。西側にある甲斐の國には、ライバルの武田氏がおり、その国境を臨む最善線にあったのが檜原城です。しかし、その武田氏が滅亡し戦国時代末期の混乱が激化する中、北条氏は天下統一を目前にした豊臣氏と対立することになってしまいます。圧倒的な勢力が押し寄せ、北条第二の城であった「八王子城」が落城、本城の「小田原城」の他に最後まで持ちこたえたのが、今の埼玉県行田市にある「忍城」と「檜原城」でした。

最終的に「小田原城」と「忍城」は開城するのですが、その同時期に檜原城は攻められて落城したと云われます。小田原北条氏が開城したことで、豊臣氏の天下統一が成り、これを以って「戦国時代の終わり」と云われることもあります。檜原城がその時期に攻められて合戦をしたとすれば、それは戦国時代最後の合戦があった場所ということになります。諸説あるなかで、私のような一介の忍者が断言することはできませんが、このような壮大な歴史に思いを馳せながら、檜原城の麓にある「払沢の滝」に挑みます。

●今回は、水の中を進みます!各々ぬかりなきよう!

払沢の滝は、日本の滝百選にも選ばれた名瀑で、駐車場から綺麗に整備された遊歩道があり、誰でも手軽に見に行くことが出来ます。しかし、今回は忍者修行であることをお忘れ無きよう。遊歩道からではなく、秋川本流からスタートして払沢の滝まで、沢を遡行します。もちろん道などありません。ライフジャケットやヘルメットを装着。深い淵を泳ぎ、小さな滝をよじ登り、一般の人では行けない場所を通ります。もちろん、敵に気づかれぬよう密かに潜入します。※それはウソ!多分敵はいません。

●単なる遊びではない。忍びには忍務(ミッション)がある!

一般の観光客の多く来る場所なので、うっかりペットボトルを落として流してしまうなどで、沢にゴミが落ちてしまうことがあります。※わざと捨てるような不逞の輩はいないと信じましょう。普通の人が行けない場所に入る我々忍者が、それらを回収します。美しい自然を汚すのではなく、持続可能な環境作り(リバークリーン)が、忍者に課されたミッションです。

では、ツアーの流れを見てみましょう!

●まずは、戦国の檜原村に思いを馳せる準備を!

最初は「ふるさとの森」の管理棟で、このような歴史について、地図を見ながら確認を行います。戦国期の時代背景やお城の基本的な構造などを確認しましょう。
また、本プログラムでは、一般道とは異なるルートを進みます。不整地を歩く際のリスク管理の基本について学び、安全のための装備の使い方も習得します。

さらに、歩く際に体制を安定させて、楽に歩くための身体の使い方も練習してみます。今回思いを馳せる戦国期には、日本人は少し違った身体の使い方をしていたようです。西洋的な身体の動かし方が浸透している現代ですが、従来から日本人が行っていた歩き方や意識を学んでみます。きっと、よりリアリティを持って現地を楽しめるだけでなく、無理なく身体に負担の少ない、日本人に合った動きをすることで、事故や怪我のリスクも低減します。


いよいよフィールドへ

いよいよ、外に出て、野外での行動です。山間部での移動が、一番基本になるので、準備は万全に!装備を確認しましょう。

●イザ!渓流へ


檜原城は、天守閣などがあるのではなく、地形自体を利用した山城です。渓谷までの谷が深く、これが天然のお堀となって、防御の役割をしていました。まさしく天然の要塞!谷底まで下り渓流に入ります。渓流釣りの人が居る場合は、邪魔にならないように配慮しながら、北秋川本流を遡行します。本流は水量が多い場合は、流されてしまうくらいになります。座学で学んだ歩法や渡渉の技術を駆使して遡ります。※台風や大雨で水流が多く危険と判断する場合は、入渓しない場合もあります。

●腹が減ってはイクサは出来ぬ!


払沢の滝がある支流(セト沢)の合流点を過ぎたら、一度岸に上がって昼食です。
昼食は、主催のフジの森が、地元食材を使って開発した、スペシャル弁当です。 


●食後ついに払沢の滝にチャレンジ!

支流は、北秋川本流よりも水量は少なくなりますが、沢がより狭くなり両側の崖が迫ってきます。廻りの岩に苔が付いてかえって滑る場合は、水が流れているところをよじ登ります(シャワークライミング)。深い淵は泳いで渡ります(水量や状況によっては、岸を高巻きすることもあります)。一般的な大人の体力があれば、自力で突破できる範囲のレベルですが、状況によっては安全のために補助ロープを出してサポートします。※その為、一応参加者にはハーネス若しくはスリングを装着していただきます。

幾つかの難所を越えると、滝への遊歩道と平行したのんびりとした沢歩きになります。払沢の滝の近くまでくると、地元の周略が取水している場所があるので、それ以上上流では、川に入らないで遊歩道を歩きます。ゴールは日本の滝百選にも選ばれている払沢の滝です。

●終了・解散


帰りは、遊歩道など安全な場所を歩いてふるさとの森管理棟に戻って解散です。
全身ずぶ濡れになっている筈ですので、管理棟で着替えてお帰りください。

また、近くにある名瀑「払沢の滝」を見に行く、名物の檜原とうふ「ちとせや」さんの卯の花ドーナツや豆乳を味わうなど、お楽しみスポットもあります。


ガイド紹介

風魔一党指南役 野人流忍術主宰 甚川浩志

檜原村の入口にある「檜原城」は、戦国時代には、隣国の武田領を臨む最前線の城でした。要衝に地にあった檜原は、双方の情報収集の要。当時は「忍者」という言葉はありませんが、風魔(北条方)や三つ者(武田方)と云われる「忍び」が暗躍した場所でもあったはずです。日本では「忍者」というと、子供向けのエンタテインメントのイメージになってしまいますが、日本文化の神髄は「武士道」の裏側にある「忍術」にあるということに気づいた世界の先進層が、日本に「忍術」を学びに来始めています。

本ツアーガイドの甚川は、そんな世界の先進層を対象に、ディープな修行体験を提供しています。また、北条の本城のある小田原から「風魔」のブランディングを仰せつかり、これまでのエンタテインメント路線とは異なる、「文化体験」や「教育プログラム」の開発を行っています。
檜原村 風魔忍者修行シリーズでは、一般的な「忍者」のイメージとは異なり、檜原村でリアルに行われた攻防の足跡を辿りつつ、普通のハイキングでは行けないバリエーションルートにも踏みこみ、忍術や武術体験も交えつつ、ディープな歴史と心身修行の極意に迫ります。

著書:「職業は忍者 激動の現代を生き抜く術、日本にあり!」(新評論)


ガイド・講師

甚川浩志

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ツアー概要

ツアー名

【風魔忍術修行】戦国最後の城 檜原城の滝に挑む

日時

2020年8月29日(土) 10:00 - 15:00

2020年8月8日(土) 10:00 - 15:00

参加費

6,000円

保険代込み・昼食付

場所

本宿地区「ふるさとの森」

集合場所
東京都檜原村 「ふるさとの森」管理棟
直接、10:00に直接お越し下さい。

自家用の車馬でお越しの方は・・、
10:00に檜原中学校の上の「ふるさとの森駐車場」まで直接お越し下さい。



電車でお越しの方は・・
JR武蔵五日市駅からバスで「払沢の滝入口」までいらしてください。
到着時刻に、バス停までお迎えに上がります。


(ご不明な点があればNPO法人フジの森:042-598-6928まで)


必要な装備

・肌の露出が少ない丈夫でぬれても良い服装
・雨具(いずれにしても濡れるので防寒用)
・手袋(ゴム引きや指なしが便利)
・山を歩くことができる履物(渓流足袋、運動靴などサンダルは不可)
・リュックなど両手が使える入れ物
・水筒(1ℓ程度)
・虫よけや常備薬など
・方位磁石(あれば)
・ヘルメット、ライフジャケットお持ちの方はご持参ください。(無い方は貸し出します)
・ハーネスお持ちの方はご持参ください。(無い方は、スリングで簡易ハーネスを作ります)
などをお持ちください。


雨天の場合

※前日18時の時点で当日の現地天気予報の降水確率が60%以上の場合や、ガイドの判断で水量の状況や天候、気温等が不適と判断した場合は中止となります。



【風魔忍術修行】戦国最後の城 檜原城の滝に挑む

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